【幼稚園選びで悩んだら?モンテッソーリ教育の幼稚園ってどんなことをするの?実際に自分の子どもをいれてみた】
あの藤井聡太七段もモンテッソーリ教育をうけた?
藤井聡太四段も受けていた! モンテッソーリ教育法とは? ?天才を育てる技術?
- 作者: 教育問題研究会
- 出版社/メーカー: ゴマブックス株式会社
- 発売日: 2017/07/27
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藤井聡太七段も幼稚園時代に受けたとされるモンテッソーリ教育。
更にキャサリン妃の子長男のジョージ王子もウェストエーカー・モンテッソーリ・スクールという幼稚園に通園していたそうですね。
昔からあるモンテッソーリ教育ですがまた話題になっています。
そもそもモンテッソーリ教育教育って?
モンテッソーリ教育は、医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。
「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在がモンテッソーリ教育の前提となっています。歩くことを教えなくても、歩こうとしたり、積極的に環境に関わりながら様々な事柄を吸収していったりする姿は、子ども自身が自立に向かって、成長・発達していこうとする姿のあらわれといえます。この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。モンテッソーリ教育の目的は、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。その目的を達成するために、モンテッソーリは子どもを科学的に観察し、そこからえた事実に基づいて独特の体系を持つ教具を開発するなどして教育法を確立していきました。その教育法の確かさは、現代の大脳生理学、心理学、教育学などの面からも証明されています。
自分の子どもをモンテッソーリ教育の幼稚園にいれてみたら?その特徴とは?
★娘をモンテッソーリ教育の幼稚園に入れていました★
個別な活動
子ども達は朝、幼稚園に着き、身支度を整えると、「おしごと」と呼ばれる個別活動を行います。自分で好きな活動を選び、自分なりに納得行くまで繰り返し活動します。
娘も毎日今日こんなお仕事をしたよ〜と教えてくれます。
年長さんになるとカップケーキを作ったとかか、機織りをしたとかレベルが上がってきました。
そこで身につけたスキルを家でも披露してくれました…。金属の磨き方など親である私の知らない事も教えてくれました。
子どもの持っている自発性を重んじる
子どもの持つ知的好奇心が自発的に現われるように、モンテッソーリ教育では子どもに「自由な環境」を提供することを重要視します
先生方も、「教える」よりは見守るという風なスタンスが多かった気がします。
縦割りクラス
娘の幼稚園でも年少、年中、年長の混合の縦割りクラスの中でした。
子ども達はお互いから学び合います。年下の子どもは年上の子どもの活動を見て学び、年上の子は年下の子にお世話をすることで「教える」ことを学んでいました。
入園当初娘は、お姉さんお兄さんにバッチを付けて貰ったりしていましたが、年長さんになると年下のお友達に「こうやってつけるんだよ!」と今度は自分が教えていました。
モンテッソーリ教育の教具とは?
モンテッソーリ教育では個性的な教具を使い、以下の5つの分野に分かれた教育を行います。
◆日常生活の練習
モンテッソーリ教育の基礎である課目です。大人が行う日常生活のさまざまな動作をまねします。たとえば、ひも通しによる縫う練習、まゆばさみによる箸を使う練習、金属磨きによる磨く練習などです。
日常生活の練習によって、お子さまは秩序立った体の動かし方を身につけるとともに、自立心や独立心を育みます。◆感覚教育
感覚を洗練させ、ものの考え方を身につけさせる教育法です。感覚教具は、「対にする」「段階づける」「仲間分けする」という3つの操作法が組み込まれています。代表的な教具は、円柱さし、音感ベル、ピンクタワーなどです。◆言語教育
言語発達を促す教育法です。絵と文字が書かれた絵カードや、文字を並べ替えて言葉や文章を作る文字カードを使います。語彙や文法、文章構成を学びます。◆算数教育
数の概念の基礎、十進法、簡単な計算を学びます。代表的な教具は算数棒やビーズなどです。抽象的、論理的な力が身につきます。◆文化教育
身近なものに触れながら、歴史や地理、生物、音楽について学びます。代表的な教具は世界地図パズルや時計などです。
実際、娘の幼稚園でも保育園や幼稚園によくあるおままごとやぬいぐるみのような「おもちゃ」というものはありませんでした。
下記の様なひも通しや木でできた知育玩具のようなものが沢山並んでいたり、国旗や日本地図のパズル、綺麗に色分けされた色鉛筆が並んでいました。
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まとめ
結果的に感じた事は、やはり1番は子どもに合った環境であるかという事だと思います。
同じ幼稚園のお母さんたちがよく言っていたのは「幼稚園をいくつか見て、子どもが自らここの幼稚園を選んだ」という事です。
そもそもモンテッソーリ教育自体が主体性を大切にする教育なので、子どもが自らの環境を選んだ事はモンテッソーリ教育を行う幼稚園に順応しやすい要素かもしれません。